統一戦線義勇軍
統一戦線義勇軍 議長 針谷大輔のブログ

<< 広島長崎の原爆攻撃を、米国の側から見る。 : main : 熊本震災で犠牲になられた方々の御冥福をお祈り申し上げます。 >>

暗殺と隣り合わせな、アメリカ大統領という存在。

私が考えるアメリカ合衆国という国は、歴史が浅い事、移民によって建国された事から、我が国のような歴史的文化的な裏付けが無く、国民をまとめる為の価値観として、必然的に貨幣という価値や契約という決まり事が必要とされたと考える。
その価値観の裏付けが行き過ぎて、現在では金が絶対的価値として君臨してしまったのではないだろうか?
知らないうちに、資本家が富を簒奪し、社会を支配する構造が出来上がってしまい、現在のアメリカを成していると考える。
とはいえ多くのアメリカ国民はいまだに、自由や民主主義を信じ、愛している。
建前上は、国民の投票する大統領が国の運営を任される事から、資本家が直接統治を試みる事は出来ない構造といえよう。
議員を手なずけ、大統領に影響力を及ぼすという手法が、採られていると考える。

さて本題だが、私はあのロナルド・レーガン元大統領が暗殺されかけた時、本当にびっくりした。JFケネディーやロバートの暗殺は、はっきりと対立構造みたいなものが読んで取れたのだが、レーガンに関してはまさかという感じであった。
事件後時が経つにつれ、レーガンがタブーを侵そうとしていた事が分かったのだが、それが理由で大統領を無きモノとしてしまうという発想は、本当にびっくりものであった。

米国の権力者達は、謀略を良く使う事は、あの田中角栄に仕掛けられたシナリオや、JFK暗殺を検証すれば明らかであるが、支配層を脅かす「タブー」に触れた時、それが大統領であろうとミッションが行使される。

果たして、今回オバマ大統領が取ろうとしている行動は、タブーに触れないのだろうか!?

私の想像でしかないが、オバマ大統領は身の危険と隣合わせの状況を自らを抑えつつ妥協を受け入れながら、上手く乗り切って来たように思う。

米国の歴史、暗殺の歴史を考えた時、私は事の成り行きを見守る事とした。
言うべき事、やるべき事は勿論するが、広島長崎に核攻撃を行った国の現在の大統領が、被爆地広島を訪れる事は、意義深いと考える。



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