シリア問題を考える 続き‐2
2013/09/10 火 16:31
遅くなりましたが、facebookからの転載をして置きます。
シリア問題を考える �
ロシアの事情を随分と話したので、米国の事情にも触れて置きたい。
オバマ政権の基盤は非常に脆弱である。
連立政権という枠組は、二期目の現在では形上は払拭されているが、米国の支配構造を反映した閣僚の任命をみても判るように、オバマは自らの理想を追求する政権運営の障害になる人事を余儀なくされている。
ケリー国務長官などその最たるもので、まるで日本でいえば、経団連の主張をいれる為に、TPP担当大臣や経済担当に甘利氏を置いているのと同じだ。
プーチン同様にオバマも、米ロの対立構造は望んで来なかっ
たように思う。
ケリー国務長官の周辺はといえばどうか!?
私には、オバマとは違う思惑をもっているように感じていた。
プーチン同様、騙し騙し政権を運営して来たオバマにとっても、スノーデン亡命事件は、困った問題、アメリカ大統領として、決まったレールを突き進まざるを得ない状況へと追い込まれているのではないだろうか。
例えば、産軍複合体や投資家・ファンドが、こんなチャンスを逃す筈は無い。
謀略でなく、現実として
続く
9月4日 22:59
シリア問題を考える 番外編
もしシリア問題を謀略論として捉えたならば。
化学兵器を使用したのはだれか?
だけを捉えて、謀略論を述べる人がいるが、本当の謀略だとしたら、多分もっと奥が深いものといえる。
ここからはふざけた妄想を書くが
今回の謀略を考えた組織は、米ロの協調路線では非常に困る連中であり、オバマ、プーチン両大統領の協調路線を潰す事を目的として、謀略戦を仕掛けた。
まずロシアの内政、国内事情の分析を進め、その一番効果的な方法を考え選択。
スノーデンによる漏洩事件を演出し、無事にロシアに国外逃亡させる。※米国が阻止出来なかったのは疑問。
ロシアプーチンとしては、困った問題だが、亡命を受け入れるしか選択肢は無し。
米国内では、協調路線を目指したオバマに対する風当たりが強まり、政策の転換を余儀なくされる。
そこで突然わいた化学兵器使用問題(数ヶ月前の化学兵器使用疑惑とは、根本的に報道や宣伝の質が違う)
米国内での立場から、アメリカ大統領として責務を果たさなければいけないオバマは、今までの彼からは考えられない武力行使発言へ。
というのが、ここまでの物語だ。
さてでは誰が化学兵器を使用したのかを明かそう。(勿論フィクション)
普通に考えると、CIAやモサドの息がかかったシリア政府軍関係者や、反政府軍が政府軍の犯行を装ったと思う所だが、実はロシア軍とシリア軍の一部の強硬派が仕組んだ罠なのである。
使用されたのはサリンではなく、化学兵器として禁止されてはいない薬品を気化した、米軍の俗にいう気化爆弾と本質的には変わらない兵器である。
米国に協調する余り、ロシアの威厳を蔑ろにしかねないプーチンに見切りを付け始めたロシア軍も、米ロの対立構造を欲しているのだ。
謀略だとしたら、これ位は妄想してもいいでしょう。
9月5日 2:49
シリア問題を考える �
すっかり書かないでいたら、私の分析通りに推移してしまっているようで(笑)、今更感が有るので、一応これを最後にしようと思う。
米国の状況は予想通り、オバマは貧乏くじを引かされた状況だ。
思想活動は理想を追い求める事が許されるが、政治はそうは行かない。
自らの理想とかけ離れる事でも、政治活動ではしなければいけない事が有る。
様々な勢力の思惑や利益、そして画策によって、動かされているのが、アメリカ合衆国だ。
オバマにもし理想があったとしても、そのような魑魅魍魎の世界に置いては、自由に動けないどころか、動かされざるを得ない。
オバマ大統領こそ、現在一番追い込まれているのである。
プーチンは予想通り、米国の対立軸に敢然と立つ覚悟を決めたようで有る。
ロシアの軍事顧問団(名称は違うかも知れないが)と、最新鋭の対空ミサイルにより、米軍機が撃墜されるような事態が近い将来起こり得るかも知れない。
米国に取っては、想定外の状況にある。
プーチンは引いて、正義の名のもとでアサドに懲罰を与える予定が、どこで計算が狂ったか、米国が悪にされつつある。
オバマは救いを求めているといえよう。
そのオバマを救えるのは、私は安倍さんしかいないと思っている。
私が安倍さんのブレーンだっなら、起こり得る状況分析をしっかりとし、オバマが窮地に陥る可能性を導きだし、G20という最高の舞台で、新しい日本外交を展開した事であろう。
外交の下ごしらえは必要だが、今回の様な案件に置いては、多少急ごしらえでもんなんとかなるもの。
まずは英国のキャメロンと会談して、イギリスと歩調を合わす約束をする。
オバマとの会談では、全面協力を約束し、イギリスと日本でアサド退陣を含めて説得する猶予が欲しい事を伝える。(実際にはアサド退陣要求等はしないとして、外交には方便が必要な事も)
プーチンには「イギリスと協力して日本が仲介に入る」事を伝えるだけで、彼には全てが伝わるだろう。伝えたら、あとは普通に北方領土などの話し合いをすればいい。
こののち、イギリスと共同声明を出す。
「日本とイギリスは、内戦で犠牲になっているシリア国民の生命の安全と自由の為に、戦いの即時停止を訴える。シリア国民を傷つける如何なる武力行使も否定した上で、両国は協力して尽力し、支援を含めた様々な交渉、仲介をする用意がある」みたいな文面だ。(下手な例文だがご容赦)
ようは、日本という駒が勝手に動き出す事によって、きっかけとなれれば、状況を変えれるかもしれない。
いま米ロに必要なのは、協調に戻るきっかけなのではないだろうか。
G20は終わってしまったが、きっかけ作りは今からでも間に合う。
嘘も方便を使っても、オバマは怒りもしないだろう。
今日 1:11
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シリア問題を考える �
ロシアの事情を随分と話したので、米国の事情にも触れて置きたい。
オバマ政権の基盤は非常に脆弱である。
連立政権という枠組は、二期目の現在では形上は払拭されているが、米国の支配構造を反映した閣僚の任命をみても判るように、オバマは自らの理想を追求する政権運営の障害になる人事を余儀なくされている。
ケリー国務長官などその最たるもので、まるで日本でいえば、経団連の主張をいれる為に、TPP担当大臣や経済担当に甘利氏を置いているのと同じだ。
プーチン同様にオバマも、米ロの対立構造は望んで来なかっ
たように思う。
ケリー国務長官の周辺はといえばどうか!?
私には、オバマとは違う思惑をもっているように感じていた。
プーチン同様、騙し騙し政権を運営して来たオバマにとっても、スノーデン亡命事件は、困った問題、アメリカ大統領として、決まったレールを突き進まざるを得ない状況へと追い込まれているのではないだろうか。
例えば、産軍複合体や投資家・ファンドが、こんなチャンスを逃す筈は無い。
謀略でなく、現実として
続く
9月4日 22:59
シリア問題を考える 番外編
もしシリア問題を謀略論として捉えたならば。
化学兵器を使用したのはだれか?
だけを捉えて、謀略論を述べる人がいるが、本当の謀略だとしたら、多分もっと奥が深いものといえる。
ここからはふざけた妄想を書くが
今回の謀略を考えた組織は、米ロの協調路線では非常に困る連中であり、オバマ、プーチン両大統領の協調路線を潰す事を目的として、謀略戦を仕掛けた。
まずロシアの内政、国内事情の分析を進め、その一番効果的な方法を考え選択。
スノーデンによる漏洩事件を演出し、無事にロシアに国外逃亡させる。※米国が阻止出来なかったのは疑問。
ロシアプーチンとしては、困った問題だが、亡命を受け入れるしか選択肢は無し。
米国内では、協調路線を目指したオバマに対する風当たりが強まり、政策の転換を余儀なくされる。
そこで突然わいた化学兵器使用問題(数ヶ月前の化学兵器使用疑惑とは、根本的に報道や宣伝の質が違う)
米国内での立場から、アメリカ大統領として責務を果たさなければいけないオバマは、今までの彼からは考えられない武力行使発言へ。
というのが、ここまでの物語だ。
さてでは誰が化学兵器を使用したのかを明かそう。(勿論フィクション)
普通に考えると、CIAやモサドの息がかかったシリア政府軍関係者や、反政府軍が政府軍の犯行を装ったと思う所だが、実はロシア軍とシリア軍の一部の強硬派が仕組んだ罠なのである。
使用されたのはサリンではなく、化学兵器として禁止されてはいない薬品を気化した、米軍の俗にいう気化爆弾と本質的には変わらない兵器である。
米国に協調する余り、ロシアの威厳を蔑ろにしかねないプーチンに見切りを付け始めたロシア軍も、米ロの対立構造を欲しているのだ。
謀略だとしたら、これ位は妄想してもいいでしょう。
9月5日 2:49
シリア問題を考える �
すっかり書かないでいたら、私の分析通りに推移してしまっているようで(笑)、今更感が有るので、一応これを最後にしようと思う。
米国の状況は予想通り、オバマは貧乏くじを引かされた状況だ。
思想活動は理想を追い求める事が許されるが、政治はそうは行かない。
自らの理想とかけ離れる事でも、政治活動ではしなければいけない事が有る。
様々な勢力の思惑や利益、そして画策によって、動かされているのが、アメリカ合衆国だ。
オバマにもし理想があったとしても、そのような魑魅魍魎の世界に置いては、自由に動けないどころか、動かされざるを得ない。
オバマ大統領こそ、現在一番追い込まれているのである。
プーチンは予想通り、米国の対立軸に敢然と立つ覚悟を決めたようで有る。
ロシアの軍事顧問団(名称は違うかも知れないが)と、最新鋭の対空ミサイルにより、米軍機が撃墜されるような事態が近い将来起こり得るかも知れない。
米国に取っては、想定外の状況にある。
プーチンは引いて、正義の名のもとでアサドに懲罰を与える予定が、どこで計算が狂ったか、米国が悪にされつつある。
オバマは救いを求めているといえよう。
そのオバマを救えるのは、私は安倍さんしかいないと思っている。
私が安倍さんのブレーンだっなら、起こり得る状況分析をしっかりとし、オバマが窮地に陥る可能性を導きだし、G20という最高の舞台で、新しい日本外交を展開した事であろう。
外交の下ごしらえは必要だが、今回の様な案件に置いては、多少急ごしらえでもんなんとかなるもの。
まずは英国のキャメロンと会談して、イギリスと歩調を合わす約束をする。
オバマとの会談では、全面協力を約束し、イギリスと日本でアサド退陣を含めて説得する猶予が欲しい事を伝える。(実際にはアサド退陣要求等はしないとして、外交には方便が必要な事も)
プーチンには「イギリスと協力して日本が仲介に入る」事を伝えるだけで、彼には全てが伝わるだろう。伝えたら、あとは普通に北方領土などの話し合いをすればいい。
こののち、イギリスと共同声明を出す。
「日本とイギリスは、内戦で犠牲になっているシリア国民の生命の安全と自由の為に、戦いの即時停止を訴える。シリア国民を傷つける如何なる武力行使も否定した上で、両国は協力して尽力し、支援を含めた様々な交渉、仲介をする用意がある」みたいな文面だ。(下手な例文だがご容赦)
ようは、日本という駒が勝手に動き出す事によって、きっかけとなれれば、状況を変えれるかもしれない。
いま米ロに必要なのは、協調に戻るきっかけなのではないだろうか。
G20は終わってしまったが、きっかけ作りは今からでも間に合う。
嘘も方便を使っても、オバマは怒りもしないだろう。
今日 1:11
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