チェイニー米副大統領の訪日を受け、AFP通信 BB News上でインタビュー掲載
AFP通信 BB News(2007年 02月 20日) (記事全文) チェイニー米副大統領訪日、右翼団体らがデモ - 東京【東京 20日 AFP】20日午後のディック・チェイニー(Dick Cheney)米副大統領の訪日を受け、都内で反対する右翼団体らがデモを行った。 チェイニー副大統領の滞在するホテルや都内の米国大使館周年では、右翼団体の街宣車が数台並び、音楽をかけ、スローガンを唱えた。ホテルに到着した副大統領の乗る自動車に向かって、「ヤンキー・ゴー・ホーム!」と叫ぶ活動家の姿もあった。 その一方で、米国国歌をかけながら「チェイニー副大統領、歓迎!」と叫ぶ団体の姿も見られた。 大日本愛国党の舟川孝総長(45)は、「米国と日本は真の同盟国である。副大統領の訪日を歓迎する」と語った。 副大統領の訪日に反対する統一戦線義勇軍の針谷大輔議長(41)は、「国粋主義者の間でも分裂が起きているようだ。日本はこれ以上、米国にしがみつくべきではない。米国は、自国経済のために戦争を開始した国である。米国軍再編計画で日本の国家予算を吸い上げようとまでしている」と米国を激しく批判した。 米国軍再編計画の一環として、日本は2012年までに8000人規模の駐留米軍施設を現在の沖縄県からグアム沖に移設することで同意している。移設費用100億ドル(約1兆2000億円)のうち、日本の負担金は約60億ドル(約7200億円)。 写真は同日、米国大使館周辺で国旗を掲げる右翼団体の活動家と警官隊。 (c)AFP/Yoshikazu TSUNO |